ホーチミン市は、ベトナムの南部にあります。
ホーチミン市は熱帯気候で、二つの季節しかありません。雨季と乾季です。
雨季は四月から十一月にかけてで、雨がたくさん降ります。
雨季には、町は緑でいっぱいになり、気温はかなり涼しくなります。
だから、私たちの気持ちは快くなります。
また、降水量が多いので、水力発電にいいです。降水量が多く水力発電で電気をたくさん作ることが出来るので、停電があまり起きず、私たちの生活や商売に影響がありません。
しかし、雨季には不便なところもあります。
ベトナム人にとっては、バイクが重要な乗り物ですが、雨が降ると道に水があふれ、運転する間注意が疎かになって交通事故に遭いやすくなります。
一方、十二月から三月までには乾季と呼ばれる季節があります。
最も気温が高い日だと、日中の気温が38度の日もあります。
毎日、カラッとしている気候なので、外で働いている労働者にとっては雨季より楽だと思います。貧しいという理由でお金を稼ぐために地方からホーチミン市に出てきて、工場に勤めたり、道で物を販売したりしている人もいるからです。
また、屋外で食べ物を売ることはホーチミン市の一つの特徴なので、乾季は営業がうまくいくと思います。
しかし、乾季の悪いところもあります。
夜は寝苦しくて、呼吸の病気にかかって亡くなるお年寄りの数が増えます。
雨季も乾季もホーチミン市の美しさは、サイゴンの人だけでなく、すべての人たちにも良い印象を与えると思います。