筆者：ヴァン・ヴォ
皆さん、南部の桜に例える花をご存じでしょうか。
原産地は南米で、2019年からホーチミン市のいくつかの通りにはきれいな花を咲かせるこの木を街路樹として植えるようになりました。
淡いピンク色の花が桜にとても似て、ピンクベルフラワーとも呼ばれています。
花はトランペットのような花弁をしていることから、ベトナム語で Kèn hồng（ケンホン） ＝（ピンクトランペット） と呼ばれています。
木の高さは3～15メートルくらいで、ピンク色で房状に成長し、各房には4〜7個の花があります。
毎年の3月～6月ごろ、ホーチミン市の多くの通りにピンク色のトランペットフラワーが咲いています。季節になったら、たくさんの花びらが風に飛ばされて道路に落ち、独特の美しさを作り出します。
ピンク色のトランペットツリーと写真を撮る人をよく見かけても珍しくないです。夏にホーチミン市に来る機会があれば、ピンクベルフラワーが咲いている光景を仰ぎ見てください。
