筆者:岡嶋蒼生
シンチャオ!
ベトナムの南側には世界で7番目に長く、東南アジア最長のメコン川が流れています。また、河口付近はメコンデルタと呼ばれており、ベトナムで生産されているお米の半分以上がここで作られています。
今回はミトー周辺にあるメコンデルタのツアーに参加してきたのでこのテーマについてお話ししていきます。ホーチミンの1区からバスで約1時間半、最初に着いたのは仏教寺院である永長寺でした。ここは中国とフランスの建築様式が融合してできており、約170年もの歴史があるお寺で、巨大な仏像や建物がいくつもありました。この間のスイティエン公園も含めてベトナムは何でもスケールが大きく、日々驚かされています…
話はさておき、再びバスに乗り、30分ほどでお目当てであるメコンデルタに到着しました。到着してすぐにモーターボートに乗り、メコンデルタにある島々を巡りました。島に着いて最初は南国のフルーツを食べながら、ベトナム南部の民族音楽を聴くことができました。聴く以外にも実際に楽器を弾く体験をすることもできました。音楽を聴きながら食べるフルーツはいつも以上に美味しく感じられました。
フルーツを食べたら、地元の人が漕いでくれる手漕きボートに乗ってメコン川を下っていきます。乗る前にこれまでで川に落ちた人が何人かいると聞き、乗る前は少し不安でしたが、乗ってみると風が心地よく、とても気持ちよかったです。ボートに乗っている間はノンラーという円錐の形をした帽子を被り、ゆったりとした時間を過ごすことができました。
他にもメコンデルタ特産のはちみつを試食したり、ココナッツキャンディーの工場見学、ニシキヘビを首から巻くなど様々な体験をすることができました。はちみつとココナッツキャンディーはお土産として買うこともできました。
色んな体験をした後は、別の島に移動し、お昼ご飯の時間です。魚の身が入っている生春巻きや、カレー風味のチキン、冬瓜やにんじんが入ったスープなどたくさんのベトナム料理を堪能することができ、どれも美味しかったです。特に魚は姿かたちのままの状態で机にあるのでインパクトがありました。ご飯を食べた後は、ハンモックで寝転がったり、自転車を使い、島を散策したり自然を満喫しました。
この1か月間ホーチミンに滞在しているので自然とは比較的離れた生活を送っていましたが、このツアーに参加して、ベトナムの伝統的な文化や自然に触れることができ、改めてベトナムの良さを感じることができました。ホーチミンに来た際は、少し遠出をして自然に触れてみるのもおすすめです!
メコンデルタツアー
ツアー価格:平均4,000円~6,000円(平均より安いツアーもあります!)
英語、日本語ガイドあり(日本語の方が価格は高くなる傾向があります)
1区中心部のホテルへの送迎付きプランもあり