ベトナムでタマリン木の並が陰を覆う町だと言えば、ホーチミン市を思う浮かびます。
ホーチミン市に歩き回ると、タマリン木のお陰では休憩する人が見えないわけではないのです。タマリン木というのは二十メートルほど高く、緑一杯に成る植物です。
ホーチミン市ではNguyen Du, Pasteur, Ly Tu Trong通り等に植えていたタマリン木が多いです。梅雨になりますと、木の葉が散っていります。喫茶店から快適なシーンを見つけることができます。
木だけではなくタマリンの実もベトナムの料理の調理材料として使われます。カンチュア等という有名な料理を作る為の一つの味です。
それに、タマリン木の奇麗さがミュージシャンに関心を持ってくるので、タマリンに関する曲次々を作成されています。
毎朝、Nam Ky Khoi Nghia通りでタマリンの実を販売するお祖父さんが見えます。早朝、あちこちに行って、タマリンの実を取っています。真面目な姿と色薄いの着ているシャツをみると、タマリンはサイゴンの住民の過去、現在、将来ではなく、生活浮沈のイメージにも留まります。
筆者:Vo Thanh Vi