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インタビュー

Vietnam Parkerizing Co.,Ltd (日本パーカライジング株式会社)

Vietnam Parkerizing Co.,Ltd (日本パーカライジング株式会社)


Vietnam Parkerizing Co.,Ltd (日本パーカライジング株式会社)
代表取締役社長 畑野 憲文氏 (写真右)

日時:2006年9月25日
場所:ホーチミン市
インタビュー責任者:迫川
弊社代表の迫川 (写真左)
インタビュアー:ホーチミン事務所 藤巻




インタビュー

Vietnam Parkerizing Co.,Ltd (日本パーカライジング株式会社)


--- 10 年前にベトナムに進出した経緯
 日系ユーザーに満足される技術サービスを行う(各国に拠点を作る)という本社の意向に沿って、 東南アジアで5番目の拠点にベトナム(ホーチミン)を選択しました。

--- 現在のベトナム工場の主な業務内容と陣容
 金属表面処理剤の製造・販売(定款上)ベトナムは保護政策のため上記のみ  日本人1名、幹部はベトナム人で問題はありません。

--- ベトナムの自動車・鉄鋼業の動向についてお聞かせ下さい。
A. AFTAやWTO加盟を目前にし、政府の税制面での対応が曖昧で、自動車分野はジリ貧となっている。自動車産業就業人口は20万人であり、ベトナムのマーケットは小さい。 外資11社 販売台数42600/2003年   40100/2004年  35300/2005年  インフラが対応出来ない(急発展は望めない)道路、駐車場の問題。 政府はローカル企業にもライセンスを与えているが品質は疑問。 当社はローカル企業にも表面処理薬品販売している。

B.鉄鋼業はベトナムで30社程度ある。どこかの会社が儲かるとほかもやる。
大規模は10社程度である。
中国産が入ってきており、今年、ベトナム生産は減少している。
政府は鉄鋼大規模プロジェクトを許可しており、将来発展すると予想。

Vietnam Parkerizing Co.,Ltd (日本パーカライジング株式会社)

--- ベトナムでの金属表面処理技術の経験を活かして自動車・鉄鋼業以外への進出はあるのか? また、ベトナム進出の外資系企業への販売はあるのか?
 現在、販売先はベトナム全土をマーケットにしており、日系企業40%、その他外資系10%、国営及びローカル50%の比率になっている。 既に自動車・鉄鋼以外にも販売しており、分野別比率は
→二輪関係(30%)
→四輪関係(15%)
→鉄鋼関係(15%)
→アルミ缶(10%)
→スチール家具・金属(20%)
→その他(10%)  となっている。
缶の市場は毎年20%程度伸びており、今後も増加する。

--- ベトナム人技術者・労働者についての評価
 良い。ベトナム人の能力は高い→仕事を任せていく

--- 日本人とベトナム人の役割分担
 当社は日本人1名(社長)の体制であり、製造、技術、営業、経理など各部門の管理職はベトナム人に任せているが大きな問題はない。但し、社長が各部門のポイント、ポイントを抑える気配りが必要である。

--- 今後のベトナムでの事業展開をASEAN・中国を含めてお聞かせください。
 既に北部売上げは当社売上げの45%あり、ハノイには営業所、倉庫を持っている。近い将来、製造拠点を建設する計画である。

--- ベトナム進出10年とお聞きしましたが10年間ベトナムでビジネスをされて感じられたことをお聞かせ下さい。
 私自身は2代目で、ベトナムに駐在して6年目となりました。ベトナムは発展途上国で活気が感じられます。治安はよく、生活に不安は感じません。
ベトナム人は親日家が多く、能力も高いと思います。
採用したベトナムスタッフの能力があり、企業運営は順調だと思います。
最近は就職口が増えており、採用の問題があるようですが、当社は人数が少ないので労働者の採用にはあまり苦労していません。
政府の政策変更などや、官庁提出書類が多いなどの問題もありますが、確実にGNPは伸びており、今後も経済発展は期待できると思います。
当社の場合、進出目的は日系トランスプラントへの技術・サービスの提供でしたが、ローカル企業にも認められ、市場占有率は70%を超え、ベトナム進出は大成功と言えます。

- 本日は大変貴重なお話をありがとうございました -